日本セキュリティスミス協会 Japan SecuritySmith Association

日本セキュリティスミス協会 Japan SecuritySmith Association

SUGGESTION

防犯の基本「1ドア2ロック(ワンドアツーロック)」

1ドア2ロックとは

1ドア2ロック(ワンドアツーロック)とは、1つのドアに2つの錠前を取り付けることをいいます。空き巣や窃盗の侵入経路は窓が多いとされていますが、玄関や勝手口からの侵入も後を絶ちません。 2つの錠前(1ドア2ロック)を取り付けることで、侵入に要する時間の引き延ばしが期待でき、防犯性を高めることが可能です。 また、1ドア2ロックは、主錠に加え「補助錠」を取り付けることが一般的であり、補助錠の取付は国土交通省の「防犯設計指針」で推奨されています。

CP認定錠で防犯性をさらに高める

CPとは、「Crime Prevention(防犯)」の頭文字をとった略称です。 「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」にて、防犯性能が高いと認められた「防犯建物部品」のことをいいます。 CP認定錠とは、その「防犯建物部品」に認定された錠です。侵入盗が侵入を諦めるとされる「5分」に耐えることを基準とした、厳しい防犯性能試験にクリアした錠のため、 高い防犯性能を誇り、1ドア2ロックの防犯性をさらに高めることに期待できます。

錠の他にも、サッシやガラス、シャッターなどが対象に含まれており、防犯建物部品として認定されたものには、「CPマーク※」が付与されます。
※CPマークは防犯表示対象に該当する部品にのみ付与されます。

補助錠を選ぶポイント

①既存の主錠をそのまま残し、防犯性能の高い補助錠を取り付ける場合 取り付ける錠前は補助錠のみとなります。
 メリット・・・・1か所の取付工事で済みますので工事費も②に比べ安価です。
 デメリット・・・補助錠の鍵が増えるので、主錠・補助錠それぞれ別の鍵をお持ちいただくことになります。

②防犯性能の高い主錠と新たに補助錠を取り付ける場合 取り付ける錠前は主錠(※)と補助錠の2か所になります。
 メリット・・・・1本の鍵で主錠と補助錠の施解錠ができます。
 デメリット・・・主錠の交換と補助錠の取付工事となるため、工事費が①に比べて 高くなります。    

※:既存の錠前の種類により加工を伴う交換・取替になる場合がございます。

ご自宅や店舗、施設など防犯のことでお困りの場合は、お気軽にあなたの街のセキュリティスミスへご相談ください。

会員一覧はこちら